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2010年5月

2010年5月31日 (月)

年をとると読書や音楽に触れる機会が減る…

昔に比べると音楽を聴かなくなった。
仕事をしているときも何らかの音楽を流しているから、
聴いてないわけではない。
正確にいうと新しい音楽を聴かなくなったというべきか。

もともと「詩」の持つ世界観に魅かれるタイプなので、
洋楽はあまり聴かない。
だから今でも「かぐや姫」「風」「チューリップ」といった
ファークソングやニューミュージックといわれた
ものはよく聴いている。

それでも30代の頃はテレビやラジオから流れて曲に
心惹かれCDを借りたり、買ったりしたものだ。

ところが先日、CDを整理して愕然とした。
ここ数年CDを1枚も買っていないのだ。
買ったのは前述した懐メロ系と落語のみで、
最近流行りのアーティストなんか影も形もない。
カラオケのレパートリーに至ってはこの10年変わってない。
まずいよな~、これ。

音楽同様に困っているのが漫画。
自宅で仕事をするようになってから、
漫画週刊誌を買わなくなったので、
最近の漫画が分からない。
たとえば漫画喫茶に行っても、
何が面白いのか分からないので、
結局、「こち亀」なんぞを読んでしまっている。

今の音楽や漫画が悪いわけではないと思う。
ちゃんと聴いたり、読んだりすれば、
きっとすごいと思うだろう。

ただそれを受け入れるだけの柔軟性が
頭と心になくなってきているような気がする。

10代、20代の頃は、乾いたスポンジが水を吸い込むように、
どんなものでは吸収できたのに…。
これって年をとると頑固になることと
関係があるような気がする。

で、最近はYouTubeで色々な曲を聴いている。
そのなかで気に入ったのがこの「青い夏」。
歌っているのは山本潤子と伊勢正三。
さんざん新しいアーティストといって、
結局は「赤い鳥」と「かぐや姫」なのか、
ってご指摘は頭が痛いが、
気に入ったものはしょうがない。
本当にいい曲なんだもん。

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2010年5月22日 (土)

アサリを見くびってはいけない

山国育ちなので海への憧れは人一倍強い。
最近こそはやらなくなったが、
仕事などでクルマや電車で移動するとき、
車窓から海が見えると、
「オッー」と言いながら、拍手したものだ。

そんな小生にとって、
海の味覚といったらアサリだった。
今でこそシジミの味噌汁が一番好きだが、
子供の頃は、アサリの味噌汁はワンランク上だった。

アサリはありふれた素材だけど、
その実力は侮れない。
味噌汁の具、酒蒸し、韓国料理のチヂミなど、
色々な料理に使われる。
江戸の伝統的な料理である深川飯なんか、
アサリの旨みを最大限に引き出した逸品だ。

塩味のインスタントラーメンを作るとき、
殻付きのアサリを入れてやると、
ダシがきいて、
インスタントと思えない極上の一品になる。

で、そんなアサリを酒の肴にしたのがコイツ。
名づけて「アサリの酒蒸しのスナップエンドウ添え」。

アサリの酒蒸しに
茹でたスナップエンドウを
添えただけのもので、
わざわざ"名づけて"なんて書くほどのものではない。(^^ゞ

(1)フライパンにサラダ油を敷き、刻みニンニンクを入れる。
(2)ニンニクの香りが立ったら、バターと砂抜きしたアサリを投入。
(3)酒を入れて強火にし、フタをして蒸し煮する。
(4)アサリの口が開いたら、別茹でしたスナップエンドウを投入。
(5)醤油を少々かけまわし、軽く全体を混ぜ合わせる。
(6)器に盛り付けてバターをポンして完成。

この日はスナップエンドウの他、
ほうれん草もあったので一緒に添えてみた。
Asari001
▲アサリの酒蒸しのアレンジ版。簡単だけど美味い。

スナップエンドウの甘みとシャキシャキとした食感。
それにアサリの旨みが加わり、
それらをバターの香りが包み込み
アサリの酒蒸し単品とは、
また違った味わいがある。

そして、コイツの残り汁を
ホカホカご飯にかけ、
アサリの旨みたっぷりのバターライスになる。
さらに刻みノリと万能ネギをパラリとやれば、
見た目も一流料亭並みに
・・・・・・・・・・・なるわけはないか。

本日は「酒の肴」のようであり、
「貧乏飯」のような話になってしまった。

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2010年5月14日 (金)

中年独身男が飲み屋を選ぶ基準・・・

飲み屋を選ぶときの基準は人それぞれだ。
小生の場合は季節の肴があるかどうかが大きい。
雰囲気が良かろうが、
酒が豊富にあろうが、
キレイな店員さんがいようが、
十年一日がごとくのメニューでは興醒めしてしまう。

もちろん定番メニューはあってしかるべきだが、
せっかくだから旬のモノを味わいたいのだ。

石神井公園にある「竹政」はそんなお店のひとつ。
カウンターと小上がりしかない小さな店だが、
ドアの前に季節の生花が飾られ、
店に入る前から目を楽しませてくれる。

メニューは日替わりで十数品。
肴や野菜など旬のものを
ひと手間かけて給してくれる。
例えば春の定番の「カツオのたたき」も、
ガスではなく藁で焙っているから、
燻製のようないい香りがする。

この写真は多分4月の初旬ぐらいだと思うが、
「湯葉の雲丹のせ」と「行者にんにく」。
淡白な湯葉とこってりとした雲丹の組み合わせは、
日本酒にピッタリ。
Takamasa001
▲湯葉と雲丹の組み合わせ。わさび醤油をタラリ…。

「行者にんにく」がまた泣かせる。
今や天然物はほとんどないので、
栽培したものだろうけれど、
普通の飲み屋ではめったにお目にかからない。
味噌をつけて食べるのだが、
この味噌にも工夫が施されている。
いわゆる調味味噌なのだけれど、
色々な調味料の中にはマヨネーズも入っているらしく、
独特の風味がする。
香りが強い行者ニンニクとの相性がいい。
Takamasa002
▲天ぷらも美味いが、味噌でシンプルで食べるのも乙。

こういう店は、
本屋や映画と同じように
なくても生きていけるけれど、
あるとちょっとだけ人生を豊かにしてくれる
貴重な存在だと思う。

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2010年5月 5日 (水)

上板橋で上質な「かわりそば」に巡りあう-「蕎香」-

先日、仕事で東武東上線沿線に行ったので、
ちょっと足を伸ばして上板橋の「蕎香」というそば屋にテクテク。

上板橋の駅から徒歩15分ぐらいだろうか。
淑徳大学近くの住宅街の一角にあるマンションの一階にあり、
そばの打ち場がなければ、見過ごしてしまいそうだ。

小上がり2席と、テーブル席を合わせても、20席程度。
席も余裕を持って並べられているので、
ゆったりと寛げる感じだ。

昼過ぎだったせいか先客は1組。
駅から歩いて喉が渇いていたのでエビスの小瓶を注文。
肴は「蕗のとう味噌」と「春野菜の天ぷら」。
表面を軽くやいた「蕗のとう味噌」は、
蕗のとうのほろ苦さと、味噌の香ばしさが
あいまってしみじみと美味い。

Kyouka001
▲小さな木杓に盛られた蕗のとうみそ。焦げた味噌の香りがたまりません。

Kyouka002
▲春野菜の天ぷら。衣がやや多いけど味はなかなか。

天ぷらはたらの芽、明日葉、蕗のとう。
個人的には衣の量を少ないほうが好みだが及第点。

日本酒は我慢して、
まず「もり」(700円)を注文。

待つこと10分。
供された長方形のセイロに盛り付けれたそばは、
見るからにみずみずしい。
めんは細めだが、食べてみるとしっかりコシがあり、
噛むとプッチと切れて歯切れもいい。
そしてかつお出汁がきいた辛めの汁は、
まさに江戸前の名前にふさわしい。

Kyouka003
▲最近はそばを並べたような「もり」が多いなか、この量は◎。

余りにも美味かったので、
「かわりそば」(800円)を追加。
こちらでは季節に応じたかわりそばがあるらしく、
この日はさくらそば。

Kyouka004
▲「さくらそば」。もりに比較しても細い。細切りにしているせいかサクラの香りがたっていた。

こいつがまた美味かった。
めんは「もり」よりもさらに細く、
そばを口に近づけただけで、
さくらの爽やかな香りが漂ってくる。
香りが弱かったり、
逆に強すぎてそばの味を殺してしまうケースもあるが、
調度いい塩梅だった。

しかもお会計が〆て2500円。
地元の皆さん、行かないと損でっせぇ!!

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2010年5月 1日 (土)

白鳥ワールドに酔いしれる-落語@高円寺

さて、高円寺での落語会の二日目。
オープニングトークで三三師匠は正装の着物姿なのに、
白鳥師匠はアロハシャツと短パンで登場。
芸風通りに型破りのお方です。

トークはガキ使形式で、白鳥師匠が落語界の疑問に答えるというパターン。
で、そのテーマにあがったのが「圓生の襲名問題」
「小三治の落語協会会長就任」「落語界改革」と、
まあ、ほぼオフレコ扱い内容。

トーク後に高座に上がった三三師匠が
「さっきのは聞かなかったことにしてください」と念を押す始末。

三三師匠のネタは『鰍沢』。
実は鰍沢というと、小生の田舎の隣町でもあるのだが、
昔はどうか知らないけれど、
今は噺にあるほど雪は降らないので誤解しないでね。

『鰍沢』は三遊亭円朝作で、
人情噺のカテゴリに入るが、今風にいえばサスペンス。
だから笑いを楽しむというより、
物語性や演者の心理描写を楽しむタイプ。

「笑い」とは縁遠い噺だけに、
ヘタな噺家がやると聴けたもんじゃない。

師匠の小三治師匠にしっかり叩き込まれているのか、
三三師匠の『鰍沢』は
ピンと張り詰めた糸のような緊張があり、
いつしか噺に引き込まれてしまった。
三三師匠って、多分玄人ウケする噺家なんだろう。

で、仲入り後はいよいよ白鳥師匠。
ネタは『中村仲蔵みたいな淀五郎みたいな噺』(仮題)。
古典落語家"みみちゃん"を主人公したパロディ噺。
しかもこの日がネタおろし。

主人公みみちゃんが、
大御所で病気からの復帰した○志師匠の
リレー落語の相手に選ばれ七転八倒するという物語。

詳しいストーリーを解説するのはヤボだけど、
古典落語の『文七元結』『淀五郎』『中村仲蔵』の
エッセンスを取り入れたパロディ落語。

噺には○志師匠をはじめ、現役の落語家も多数登場。
そもそも"みみちゃん"は三三師匠がモデルだし、
白鳥師匠自身も重要な役どころで出演するなど、
現在の落語業界の縮図のような噺で、
ただただ爆笑。

登場する噺家さんや、
元になった噺を知らなくても笑えるというのは、
さすが若手新作落語の第一人者といわれるだけのことはある。

最近、テレビのバラエティやお笑い番組は、
「ここで笑え」と言わんばかりに効果音が入るけれど、
落語には一切それがない。
自分が笑いたいところで笑えるし、
演者も効果音なんかには頼らず、観客を笑わせようとする。
真剣勝負って感じがして、
そのあたりもいいんだな。

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